沢渡ナショナルパークゲート
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霞沢発電所

霞沢発電所の概要

霞沢発電所は長野県松本市安曇沢渡地籍にあり、1928年11月から運転を開始した水力発電所です。発電出力は最大39,000kWを発電する能力が有ります。水圧鉄管の有効落差は453.65mで2本の長い水圧鉄管は沢渡地区から見ることができます。取水口は大正池にあります。
大正池は、1915年(大正4年)に河童橋からもよく見える焼岳が大噴火し、噴出した大量の泥流が梓川をせき止めたことでできました。
大正池は霞沢発電所の調整池としての役割がありますが、上流からの土砂流入によって容量が減少し発電に支障が出ることから、1977年以降毎年堆積量と同等程度のしゅんせつ工事を実施しています。工事は景観に配慮し、11月から12月にかけて行われています。

発電所へは茶嵐(ちゃあらし)駐車場から右折して行きます。少しわかりにくいのでカーナビ等で位置を確認してください。
※発電所前の道路はかつて上高地に向かう道路でしたが、今は道路改良によってメインルートから外れています。少し前まで、現国道から沢渡バスターミナルに向かう橋を渡り(右に曲がって坂を上っていくと沢渡バスターミナルです)、道なりに進むルートをたどって霞沢発電所まで行けたのですが、数年前から途中がけ崩れが発生して今は通行できません。
なお、建物内の見学等はできません。

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